Pray for...
パリの惨劇から数日。
いろいろな変化があり、いろいろな思いがあり、書きます。
昔に比べて今は情報のやり取りが簡単にできるようになり、自分の言いたいこと、思ってることを簡単に、時間をかけずに伝えることができるようになりました。
手紙や電話でやり取りしていたのが遠い昔のように思います。
さて、簡単に思いが伝えられるようになった一方で、安易にも伝わりやすくなったということです。
今回のパリの事件をきっかけにFBでトリコロールにすることに、違和感を覚えている人もいると思います。
でもそれは今の時代インターネットがもたらす弊害の一部ではないでしょうか。
ボタン一つで自分の意思が伝えられる。
その容易さ、安易さがあだとなったということではないでしょうか。
もちろんシリアやイラクのことを忘れてはいけません。
でも人が何かに心を動かされたときに、それを何かしら伝えたいと思うんじゃないでしょうか。
同胞同士が対立していも仕方ありません。
世界の平和のために祈りましょう。
そして被害にあった人々に一刻でも早く安住の日々が訪れますように。
正直今回の事件は、他人事だとは思えません。
ニューヨークの同時多発テロをオンタイムで見ていた時のことを思い出しました。
もしこういった事件が自分の身の回りで起きたらと思うだけで恐ろしいです。
それ以上に今回の問題は自分に大きな疑問を投げかけたような気がします。
自分の中で生じた単純な思いも、意思表示することがこんなに困難なことだとは思いもしませんでした。
私たちはもっと知るべきだと思います。
そして、もっと考えるべきだと思います。
しかし、まわりのひとへのおもいやりこそが、もっと大切なんだと思います。
被害にあわれた方たちへ、その思いを伝えようとした方たちの気持ちを。